センスのない男性でも、自分で洋服も何もかも選んであげればそれで良いし、家事のスキルがなかったとしても、教えてあげれば良い。
結婚している女性というのは、男性が今出来る事ではなく、結婚してから自分が育てる事ができる柔軟性を備えた男性に目をつけます。
つまり、鼻が利くのです。
現在、子供を持つアラサー世代の女性に支持されているのは、松坂投手の妻、柴田倫世さん(元日本テレビ女子アナウンサー)。
30代奥さま向け雑誌である「saita」のイメージキャラクターとして人気を博しています。
と言っても柴田倫世さんは60億円投手の妻で、港区のマンションに住んでいるような「VERY」読者のような女性であればいざ知らず、埼玉、千葉などの首都圏近郊の一戸建てで、年収700万円弱世帯の専業主婦(ないしパート主婦)、イトーヨーカドーでお買い物をするような「saita」読者に支持されているのは、どうしてなのでしょうか?
その理由は、「姉さん力」にあります。
シロガネーゼブームを引き起こした元「VERY」編集部、現「saita」編集部長の相澤正人さんによると、「自己実現しつつ、旦那を育てる事のできる姉さん女房」であるからこそ、支持されているのです。

元々「いい男」はもうとっくに結婚している
一方、「男性を育てよう」というその面倒な部分を差し置き、最初から完成形の男性を追い求めても、そのような男性は滅多にいるものではありません。
いたとしてもとっくに結婚しています。
結果として、自分の周りには「いい男がいない」となってしまう訳です。
女性は口を揃えて「普通の人でいい」といいます。
例えば外資系で年収何千万などでなくとも構わないと。
彼女達のいう普通とは、色々なものを共有出来て、情緒的にも共有できて、更に自分がある程度コントロールできそうな人。
柔軟性をもった男性の事です。
ですが、実際にはこの部分が一番難しい。
それこそ、希少種なのです。
結婚してから女性と上手くやっていけそうな男性というのは、既に根こそぎ刈り取られてしまっているのです。




