女性の場合、ただ男性さえいればいいという訳ではありません。
女性が本当に悩んでいるのは、周りに男がいないというわけではなく、「いい男」がいないという事なのです。
では「いい男性」というのは、どんな男性の事を指すのでしょうか?
それは、「条件」と「恋愛」を両立出来る男性です。
この事を考えると、年収はいくらとはっきり線引きを行い、あとは多少の事は妥協しても構わないと割り切っている人の方が、相手を見つけやすいでしょう。
結婚相談所の専門家によると、条件を3つに絞れない人は中々結婚できないといいます。
負け犬世代よりも更に出会い難
ところが、「文化水準の釣り合う男性がいない」と嘆いていた負け犬世代と比べると、70年代後半生まれからもう少し下くらいの世代になると、更に出会い難となります。
文化水準はおろか、この世代は不況の直撃を受けており、安定した収入の正社員男性を探し出す事すら難しいのですから。
女性たちも勿論頑張って働いていますが、やはり安定した収入の正社員、高収入のキャリア女性は少数派です。
「年収2倍」は譲れないけれど、自分も働かなければ理想のライフスタイルを実現する事ができないという事は、火を見るよりも明らかです。
とすると、年下でも構わないから、ちゃんとした仕事に就いていて、仕事の悩みも相談できて、さらに家事も、育児も分担して引き受けてくれる男性でなければ嫌だと、こうなる訳です。
更に、センスもよく、「自分を引っ張っていってくれる人」という希望は多いです。
ただでさえ狭い結婚市場の中で、あまりにピンポイントを狙いすぎているという事です。
収入が多い男性というのは、そもそもそれだけハードな仕事をしており、家事分担等出来る訳もないのですが、それでは嫌だという女性も多いのです。




