真面目に結婚で生きていこうと考えている女性に敵うはずがないと、以前の記事で書きましたが、実際、結婚したいと考えているのに結婚できないでいる女性に共通しているのは、受け身であり、婚活をしていないという事です。
結婚市場の勝者は違います。
兎にも角にも、自ら意欲的に自分から出ていくのです。
合コンに参加し、告白も自分からします。
自分は結婚したいと思っているという事を全面的にPRして、紹介もしてもらいます。
そんな事をするのは恥ずかしいといった外面を取り払う事ができる人です。
以前アメリカで流行した恋愛指南本「ルールズ」を開いてみると、「女性は自ら意欲的に声をかけず、私はお高い女よ、とツンとしていた方が良い」といった旨の記載がありますが、日本人男性に対してこのような姿勢はまるっきり逆効果です。
日本人男性はもうすっかり受け身の姿勢になっていますから、初めの一言は女性の側から声をかけるくらいでなければ、何も始まらないのです。

積極性に欠ける現代の日本人男性
例えば妙齢男女、30代前半~後半の未婚の男女が合コンに参加したとします。
まずは出会う機会を設けた訳です。
ところが、この後何も起こりません。
これは実際に合コンをセッティングしてみるとよくわかる事です。
年収800万円程の男性達と、CAや丸の内OLとの合コンです。
勿論全員独身で、結婚したいと考えている男女です。
もしこれがお見合いなら、「いい話」になる貴重な出会いになったはずでしょう。
ですが、その後全く発展しません。
一先ず連絡先は交換するものの、女性からの連絡は「また何か面白いことがあったら誘ってくださいね」と、決まって受け身なのです。
このように書くと、男性は必ず「そんな事ありません。もし良いなと思う女性がいたら行きます」と言うのですが、果たして本当にそうでしょうか?
そもそもとして、初対面ですごく良いなと思うような女性に会える機会など、滅多にありません。
近年の男性は、余計な手は出さず、「取り敢えず行ってみよう」という姿勢はありません。
手当たり次第打って行こうという、今の50代男性のような姿勢とは全く異なります。
何故、男性がこんなにも受け身になってしまったかといえば、やはり「傷つく事が怖い」からでしょう。
現代の日本人男性のハートは、まるでガラスのように繊細なのです。
事実、男性の中には恋愛引きこもりといえるような人が多く存在します。
「絶対に行ける」と確信した相手しか口説かないのです。
ですから、女性の婚活にあたっては、まずは積極性が必要ですが、男性の婚活の場合まず大切な事は、「傷つく事を恐れない勇気」を持つ事なのです。




